2020/12/13 22:36

こんばんは。

今日は第3アドベントを迎えた日曜日。
3番目のキャンドルに火が灯りました。

キャンドルの火を見つめながら、ほっと過ごす時間。
いつもの忙しさを一瞬忘れさせてくれる大切な時間です。

そう!師走ですね。

文字通り、慌しく、走るようにお過ごしの方もたくさんいらっしゃると思いますが…

皆さん、突然ですが、水分を摂っていますか?

夏は汗となって目に見えて分かることもあり、熱中症対策としても、しっかり水分補給をしていたのが、涼しくなるにつれて、水分を摂る量が減っている方はかなり多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私たち人間の体は、水分が約60%を占めています。
日々の食事や飲み物から、2〜2.5ℓの水分を摂取しています。そして、それとだいたい同じ量の水分を、便や尿、汗などを通して、体外へ排出しています。
この営みは、季節の移り変わりで変わるものではありませんね。
熱中症の危険は冬はありませんが、水分補給は、実は夏と変わらずとても重要です。

世間を騒がせているコロナ、そして風邪やインフルエンザも原因はウイルス。
ウイルスというのは、乾燥した状況下で活動は活発になります。逆に、湿度が50%以上になると、活動は急激に低下します。

「うがい」と「手洗い」は、ウイルス対策としてしっかり行っている方も多いと思いますが、もう一つ【水分補給】も予防として大切なものです。

水分補給によって、鼻や喉の粘膜が潤い、ウイルスの侵入を予防する働きをします。
また、侵入してしまったウイルスに対しても、鼻水や痰などを通して、体外へ出すようにサポートするのも、水分補給によるもの。

実際に、風邪を引いてしまったときも、体からの水分排出量はどうなるでしょう。
発熱や下痢、嘔吐、食欲低下などの症状で、さらに水分は体から出やすくなりますね。
従って、いつも以上に、水分補給に気を配って過ごす必要があります。

最近は、大勢が集まっての飲み会は自粛だったり禁止だったりしますが、家族の中でも飲酒の機会は多くなる時期。「お酒を飲む=喉が渇く」は、多くの方が経験されていると思いますが、アルコールには利尿作用があります。飲み過ぎると、体は脱水状態に。アルコールを摂ったときは、意識的に水分をしっかり摂り、脱水状態を防ぎましょう。

そして、冬に多くなるのは、心筋梗塞や脳卒中といった病気。これは寒さによる血圧上昇も原因の一つですが、水分補給もとても大切です。水分を摂る量が少ないと、血液が「ドロドロ」の状態になります。このドロドロ血液が血管を詰まりやすくします。その結果として、いろいろな病気を引き起こしやすくなります。そんな予防ののためにも、ぜひ水分を積極的に摂りましょう。

冬は寒いし、仕事柄、出来るだけトイレに行く回数も減らしたいから、あまり水分は摂らないようにしている、なんて話を聞いたりします。。。
巡りが滞ることで、前述の症状を引き起こしたり、冷えが気になっている方も、これが原因だったりするんですよー。

今日は、思っている以上に大切な【水分補給】のお話でした。